当社GPCR活性試験の基盤技術に関する特許が日本で成立したことをお知らせします。東京大学が特許権を有し、当社が専用実施権を許諾されています。

【特許概要】
特許番号:第7367974号
発明の名称:膜タンパク質活性測定法
特許取得日:2023年10月16日

Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は細胞膜上に存在するタンパク質で、ヒトには数百種類あります。GPCRは様々な生理機能を制御し多くの疾患と関係しているため、医薬品の有望な標的として研究されています。しかし、既存の試験法には評価困難な受容体が多い、コストが高い、といった問題があり、GPCR研究の大きな障害となっていました。

当社創業研究者は、これらの問題を解決し創薬のフロンティアを拡大するため、本特許の技術である高感度、網羅的なGPCR活性試験法を東京大学にて開発しました。この試験法の利点には、GPCRの種類によらず同一プロトコールで活性評価が可能であること、一般的な機器・試薬により実施可能で手順が簡潔なため金銭的・人的コストが低いことが挙げられます。

本試験は既に国内外製薬企業の化合物スクリーニングや構造展開といったGPCR創薬に活用されています。今後当社は本技術を深化させ、有効かつ安全な画期的新薬の開発に一層貢献してまいります。